計算機関連のTips¶
単なる備忘録なので,以下に関して一切の保証はしない. また,他の人にはあまり参考にならないかもしれない.
JetsonへのPyTorchインストール¶
基本はここを参照.
NVIDIAの整備しているリポジトリからJetPackのバージョンに合わせてPyTorchのwheelをチェックして,それをpipで導入.numpy
のバージョンはpytorchに会うように指定する.
Jetson Orin NanoでのNVMe SSDへのOSインストール¶
Jetson Orin NanoにNVMe M.2 SSDを接続して,SSDにOSをインストールすることができる. ただし,SDK Managerを使って入れようとすると上手くいかなかった. 基本的には,ここを見てやれば良い.
大まかな手順は以下の通り.
- Jetson Orin NanoをForced Recovery Modeで起動.
- Jetson Orin Nanoの電源を消しておく.
- Header Button Pinの9,10番をジャンパピンで短絡.(ジャンパピンがなければ買う.)
- Jetson Orin Nanoの電源を入れて,JetsonのUSB-C端子とホストマシンのUSB-A端子とケーブルで繋ぐ.
- ホストマシンからJetsonがForced Recovery Modeで認識されるか
lsusb
で確認. - CUIでJetson OSをフラッシュ.
- ここから,Jetson OS,Sample root file systemのtbz2ファイルをダウンロード.以下では,それぞれ
${L4T_RELEASE_PACKAGE}
,${SAMPLE_FS_PACKAGE}
とする. - 展開して前準備をする.
tar xf ${L4T_RELEASE_PACKAGE} sudo tar xpf ${SAMPLE_FS_PACKAGE} -C Linux_for_Tegra/rootfs/ cd Linux_for_Tegra/ sudo ./tools/l4t_flash_prerequisites.sh sudo ./apply_binaries.sh
- JetsonのSSDにOSをフラッシュ.
sudo ./tools/kernel_flash/l4t_initrd_flash.sh --external-device nvme0n1p1 -c tools/kernel_flash/flash_l4t_t234_nvme.xml -p "-c bootloader/generic/cfg/flash_t234_qspi.xml" --showlogs --network usb0 jetson-orin-nano-devkit internal
- ここから,Jetson OS,Sample root file systemのtbz2ファイルをダウンロード.以下では,それぞれ
- Jetsonを再起動.
- Jetsonの電源を切って,Header Button Pinの9,10番のジャンパピンを外す.
- Jetsonの電源を入れる.ディスプレイやキーボードを接続して,OSが正常に起動するか確認する.
USB接続WifiアダプターがUbuntu22.04で認識されない¶
RTL8852AUが採用されている場合は,ここのドライバーをインストールすれば良い. 具体的には以下.
sudo apt install make gcc linux-headers-$(uname -r) build-essential git
git clone https://github.com/lwfinger/rtl8852au
cd rtl8852au
make
sudo make install
# 以下はカーネルアップデートに追従するための設定
sudo dkms add .
sudo dkms build rtl8852au -v 1.15.0.1
sudo dkms install rtl8852au -v 1.15.0.1
# 再起動して,ドライバーをロード(modprobeでもOK)
Ubuntuでネットワークカードが検出されない時¶
大抵の場合ドライバが標準で入っていない. 以下でリポジトリを追加して,所望のドライバがあればインストールする.ない場合は頑張って探す.
add-apt-repository ppa:hardkernel/ppa